気持ち良さそうに熱弁する兄弟と俺

気持ち良さそうに熱弁する兄弟と俺

はるか昔の学生時代、なんとなく見た合作映画が、「ビフォアサンライズ」というもので、邦題は「恋人までのディスタンス」というものだ。
父に、「絶対感動するから見てごらん」と絶賛されていた映画だ。
電車で出会ったアメリカ出身の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス出身の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは限られた時間でウィーンを歩き回る話だ。
この映画の珍しいのは、これだ!という事態や起承転結の点の部分など、そんなに無いとこ。
出会ってすぐの2人の主人公は、愛することとか生き方に関してひたすら語り合う。
観賞した時中学校3年生の私は、実に幼く、ただジーッと観賞した物語だった。
しかし、先日、偶然ツタヤで見つけて、これはあの時のと思い借りて、観賞したところ超感動した。
一番は、レコードショップで、ケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら無意識に見詰め合ってしまうシーン。
ジェシーとセリーヌの帰国の際、要は、サヨナラのシーン、エンドを迎える。
見た時は心に響かなかったこのシネマ、時を隔てて観賞すると、前回よりまたく違う見方になると思う。
その後、ケイス・ブルームのCDを、CD屋より見つけて流している。

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★★